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2007年09月15日

麻雀放浪記A 〜大学の頃 episode14〜(回想録)

◇天和

麻雀には役満という最高役があるが、その中でも滅多にできないといわれているのが「天和(テンホー)」だ。
天和とは、親が配牌(ハイパイ)でいきなり上がっているもので、一番安い上がり役が1,000点のところ、天和は48倍の48,000点だ。
「天和をやると死ぬ」ともいわれており、雀士の憧れの役である。

ある日、麻雀をやり始めたばかりの後輩である伊藤君を入れて卓を囲んでいたときのことだ。
親の私は、配牌から捨てる牌を探していた。
麻雀というものは、親が一牌切らないとゲームが始まらない。
だが、いくら探しても捨てるモノはなかった。

「天和だ!!」

一同、始めて見る天和に大歓声を上げた。
おそらく生きているうちに天和を見るのは、これが最後だろう。
みんな大興奮だ。

ところが伊藤君だけはきょとんとしている。
そして彼が発した言葉は・・・

「それって高いの?」

一同、ひっくり返った。
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