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2007年11月09日

エプソンはICチップでリサイクルを排除〜ashai.com[インクカートリッジ特許 エプソンが敗訴 最高裁]より

エコリカ勝訴・エプソン敗訴確定 リサイクルインク訴訟続報

エプソンは、ICチップを利用してインクカートリッジがリサイクルされないように画策していますが、asahi.comは、このエプソンの行為に対しても批判的な記事を掲載しています。

【asahi.com】
http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY200711090438.html
インクカートリッジ特許 エプソンが敗訴 最高裁

 プリンターのインクカートリッジに関する特許を侵害されたとして、セイコーエプソンがリサイクル品を販売するエコリカ(大阪市)を相手に販売差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(中川了滋裁判長)は9日、エプソンの上告を退ける決定をした。エプソン側が主張の根拠とした特許権自体を「無効」と判断した一、二審判決の結論を支持。エプソン側の敗訴が確定した。

 インクカートリッジのリサイクル品をめぐっては、キヤノンが起こした訴訟で第一小法廷が8日、リサイクル品業者側の敗訴とする判決を言い渡している。この訴訟ではリサイクル品が純正品の特許権を侵害したかどうかが争点となったが、今回のエプソンの訴訟では特許権自体が無効とされたため、「特許を侵害したか」という論点に至らずにエプソンの請求が退けられた。

 エプソンが「特許を持つ」と主張していたのは、インク漏れを防ぐシール材やフィルムの構造に関するもの。一、二審判決とも、エプソンが00年に出願する前に刊行物で公にされていたことから、新規性がなく特許は無効と判断していた。

 エプソンは「極めて残念だ。当社の特許や商標を無断で使用するものについては、今後も法律に基づき対応していく」とのコメントを出した。

 エプソンは、IC(集積回路)チップが付いたカートリッジを開発。インクの残量がゼロに近づくとプリンター本体が「インク切れ」と認識して作動しなくなる仕組みにして、インクを再注入したリサイクル品を使えなくしている。一方で、このICチップの内容の読み取りを試みているリサイクル業者もある。

 調査会社BCNによると、インクカートリッジの国内販売シェアはエプソンが46.0%でトップ。キヤノン35.9%、エコリカ8.7%と続く。エコリカは、リサイクル品の最大手。

2007年11月09日

エコリカ勝訴・エプソン敗訴確定、インクカートリッジ特許訴訟で最高裁が上告不受理を決定

キヤノンはリサイクルアシストに勝訴しましたが、エコリカはエプソンに勝訴しました。
最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は9日、エプソンの上告受理をしない決定を下しました。
「エプソンの特許は無効」として差し止めを認めなかった1、2審判決が確定しました。

キヤノン勝訴の翌日に、エプソン敗訴・エコリカ勝訴ということで頭の中が混乱すると思いますが、とにかくエプソン敗訴、エコリカ勝訴の速報です。


【時事通信社】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007110900744
エプソンの敗訴確定=販売差し止め認めず−インクカートリッジ訴訟・最高裁

 プリンター用インクカートリッジの特許権を侵害されたとして、セイコーエプソン(長野県諏訪市)がリサイクル品を販売する「エコリカ」(大阪市)に販売差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は9日、エプソンの上告を受理しない決定をし「エプソンの特許は無効」として差し止めを認めなかった1、2審判決が確定した。
 訴訟では、インク漏れを防止する構造に関するエプソンの特許が有効かどうかが争われた。

【ロイター】
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK004923820071109
エプソンの敗訴確定、インクカートリッジ特許訴訟で最高裁が上告棄却

最高裁判所は9日、セイコーエプソン(6724.T: 株価, ニュース, レポート)がプリンター用インクカートリッジの特許権を侵害されたとしてリサイクル品大手のエコリカ
(大阪府大阪市)に販売差し止めを求めていた訴訟で、エプソンの上告を棄却した。エプソンの主張を認めなかった一審、二審の判決が確定した。

 エプソンは最高裁の決定を受け、米国では特許侵害の主張が認められたことを指摘したうえで「極めて残念」とのコメントを発表した。

2007年11月09日

キヤノン対リサイクルアシスト社の最高裁判決につきまして

 2007年11月8日午後3時、最高裁判所第一小法廷にて言い渡されました、原告「キヤノン株式会社」被告「リサイクルアシスト株式会社」事件判決(事件番号 平成18年(受)第826号 特許権侵害等差し止め請求上告受理申立事件)に対するコメントをお伝えします。

 今回の判決は、上記当事者間での知的財産高等裁判所 平成17年(ネ)第10021号特許権侵害差止請求事件について、上告審である最高裁判所第一小法廷(横尾和子裁判長)が判断を下したものです。 今回の判決によって、リサイクルアシスト社の再生方法が「特許侵害にあたる」とした知的財産高等裁判所の判断が維持され、今後リサイクルアシスト社は、訴訟対象となった再生方法を採用しての製造販売は認められなくなりました。
昨年1月31日に言い渡された知財高裁判決は、東京地裁での「リサイクル製品に含まれる特許権は消尽しており、その結果、特許侵害に当たらない」としたリサイクルアシスト社勝訴の判断を覆えしたため、弊社では、「最高裁でなされる判断は、インクカートリッジのみならずリサイクル業界全体においても大変重要で意義がある」との認識の下、この訴訟に補助参加する手続きを行い、積極的に意見を述べる機会が得られるようにとの目的で、最高裁に対して上告受理申し立てを行っておりました。
最高裁は、弊社が上告受理申立理由で変更を求めた知財高裁判決の判断基準を変更しましたが、結果として、リサイクルアシスト社の再生方法が「特許侵害にあたる」とした結論が維持されており、今回問題となりました特許が無効であることの判断がなされなかった事も、大変残念であると考えております。
弊社としては、今回の最高裁判決が、リサイクルが許されるか否かについて、「当該特許製品の属性、特許発明の内容、加工及び部材の交換の態様のほか、取引の実情等も総合考慮して判断するのが相当」として、知財高裁の判断を覆し、リサイクルに対する社会的要請などを取引の実情として考慮しうる基準を採用したことについては、評価できるものと考えておりますが、結論においてリサイクル・アシスト社の特許侵害を認めたことは、知財高裁における事実認定が不十分なことを看過して知的財産の保護重視に偏り、環境保護を重視する各種のリサイクル法制の趣旨が十分生かされないのではないかと評価せざるを得ません。今回の判決によってリサイクル品の販売が自粛されることになりますと、インクカートリッジの消耗品であるインクについて競争原理が今後一切働かなくなり、結果、ユーザーにとって選択肢がなくなることを危惧しています。
弊社は、これまで他社の知的財産権を侵害しないよう注意してリサイクル分野における企業活動を行って参りましたが、今後も同じような配慮を行った上で、「どこよりも環境にやさしく、且つ製品事態も人にとっても地球にとっても安全であること」及び「少しでも安価にご提供する事でエコを身近に感じていただくこと」を肝に銘じながら事業に邁進してまいる所存ですので、引き続き弊社製品をご愛顧いただきますようお願いいたします。

 なお、今回の判決に際しては、昨年1月31日の知財高裁判決の時と同様に、多くのお客様からご質問をいただくと予想されますので、現時点での弊社の考え方をエコリカとしてのコメントとして発表させていただきます。

●このまま販売を続けても大丈夫ですか?
 今回の判決は、リサイクルアシスト社に対するもので、訴訟において問題となった再生方法についての判断がなされたものです。エコリカは、差止請求の相手方当事者ではなく、訴訟において問題となった再生方法と異なる方法によって再生しておりますので、これまで通り販売を継続していただいて構いません。勿論それによって、代理店様及びユーザー様が訴訟の対象となることはございません。また既にご購入頂いたユーザーの皆様も、これからご購入を検討されるお客様も引き続き安心してお求めいただけます。

●今後販売できなくなる可能性はあるのですか?
弊社に対する訴訟の可能性についてですが、弊社の再生方法は、そもそも今回の訴訟で対象となった再生方法とは異なるため、特許侵害には当たらないと考えております。また、今回の訴訟ではキヤノン特許の有効性が争点とはなりませんでしたが、この点についても疑義がありますので、権利行使が認められる余地は少ないと考えております。さらに、「リサイクルは社会にとって重要」という機運が高まり、各種関連法規が整備されてきた現在と、リサイクルアシスト社が訴訟を提起された3年前とでは、社会的環境が大きく異なってきております。したがって、これらの点を考慮すれば、今回の判決がありましても、弊社に対しては、販売差止の判断が下される可能性は極めて低いと考えております。 
尚、エコリカ・リサイクルインクは、環境省が推奨するグリーン購入法特定調達品目にも認定されており、又、売上の一部を民間最大の環境保護団体であるWWFへ寄付させていただいております。
  
●エコリカがキヤノン社から販売差し止めの訴訟が提起された場合は、どうなるのですか?
 万が一訴訟を提起された場合は、司法の場で弊社の見解を明らかにする所存です。EPSON社からは、平成16年12月に特許権侵害差し止め請求訴訟を提起され、現在も遺憾ではございますが係争中です。しかし、訴訟中であっても販売は継続させていただいておりますので、キヤノン社から訴訟を提起された場合にも、エコリカをご支援いただいているお客様、販売店の皆様にご迷惑をお掛けする事のないように、きちんとした対応をお約束させていただきます。

●エコリカ・リサイクルインクの販売実績は、どれぐらいですか?
エコリカでは既にその販売数においてキヤノン社、エプソン社に次ぐ国内第三位の販売量と実績を有しております。(※調査会社BCNの提供する全国主要販売店のPOSデータによる)
それと同時に社会的な責任も日々増しており、リサイクル製品だからといって特許権者の権利を侵害する事の無い様に、技術的法律的に十分な検討を常に重ねております。
お取り扱いいただいている店舗数は、大手家電量販店様、専門店様を含めまして、6000店舗以上となり、その販売数量及び業界内での認知度も日々高まっております。
(エコリカ公式コメント)
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