どのようなことがあっても、強い意志で計画を実現することが経営者には求められています。
アメーバ経営ではアメーバリーダーがそれぞれのアメーバの経営者です。リーダーがどんなことが起ころうとも、期首に定めたマスタープランを必ず達成させる。
どんなに経営環境が厳しかろうとも、強い意志力で目標を達成させる。雨が降ろうが槍が降ろうが、てこでも動かない強い意志で計画を貫き通す。部門経営にはそうした岩をも穿つ(穴をあける)ような強い意志が必要です。
真の経営者とは、自分の全知全能、全身全霊をかけて経営を行っている人のことを言います。命をかけるくらいの責任感で毎日を生き、その姿勢をどのくらいの期間続けてきたかということで、経営者の真価が決まります。
「こうありたい」とマスタープランに一年間の部門の目標値を定めたのなら、何が何でもそれを実現させる。実行する。それが経営です。
どんなことがあろうと実現させる強烈な意志。円高であろうが、競争が厳しかろうが、不況が来ようが、経営者は決して言い訳はできないのです。
意志の弱い人には経営はできません。すべてのリーダーが強烈な意志でマスタープランを達成させること。すべての困難をはねのけ、あらゆる障害を打ち破って目標を達成させることが、部門を任されたリーダーには求められているのです。