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誰にも負けない努力をする

2013-07-15

 私の座右の銘は「誰にも負けない努力」です。

 今回は、なぜ私が「誰にも負けない努力」を座右の銘とするのかを書きます。

 ◇「誰にも負けない努力」は経営を伸ばすために最も大切なこと。


 「誰にも負けない努力」は、スリーイーフィロソフィの「三大方針」のひとつでもあり、また「フィロソフィの根幹」12項目のひとつでもあります。

 また「誰にも負けない努力」は、盛和塾稲盛塾長(京セラ・KDDI創業者、日本航空名誉会長)の「経営の原点12ヶ条」の第四条にもありますし、「六つの精進」では一番目の項目です。

 稲盛塾長は「誰にも負けない努力」を「我々が生きる上で一番大切なこと」としています。また「誰にも負けない努力」について、このようにもおっしゃっています。

 「言葉をかえれば『毎日一生懸命働く』」ことが経営で最も大事」

 「このことを除いては、経営の成功も人生の成功もありえない」

 「一生懸命に働くこと以外に成功する道はない」

 「京セラ成功の理由の第一番目も、第二番目にも、第三番目も『誰にも負けない努力』をしたこと以外にはない」

 これほどまでに「誰にも負けない努力」は、経営を伸ばすための絶対的な条件なのです。


 ◇「誰にも負けない努力」をしなければ、誰もついて来ない。


 私は、経営者こそが「誰にも負けない努力」をしなければならないと思っています。

 経営者にとって、会社は自分のものです。特に中小企業においては、経営者は銀行に個人保証をさせられていますので、会社が倒産すれば経営者個人も再起不能に陥ります。

 まさに一心同体。経営者と会社は運命を共にしているのです。

 しかし、従業員にとってはどうでしょうか。

 会社が成長しても、自分が得をするわけでもないし、関係ないことだ思う人もいることでしょう。

 いくら頑張っても会社と経営者が儲かるだけだから、給料以上に働くと損をすると考える人もいることでしょう。

 会社が倒産しても、他に就職すればいいわけだし、会社が危機だとしても経営者がなんとかするべきであって、従業員には何の責任も義務もないと考える人も多いことでしょう。

 では、どのようにすれば経営者は従業員の力を最大限に発揮させることができるのでしょうか。

 それは、従業員の心をつかむしかありません。そして従業員の心をつかむためには、少なくとも経営者自身が「誰にも負けない努力」をしなければ、誰もついて来ないでしょう。

  経営者自身がすさまじい努力を重ね、全身全霊を込めて経営に打ち込んで初めて、従業員の心が揺さぶられるのだと私は思います。

 だからこそ、私は自分自身に「誰にも負けない努力」を課さなければならないと思っています。


 ◇「誰にも負けない努力」をしなければ、熾烈な競争に勝つことはできない。


 「現状維持は退歩の始まり」です。

 少子高齢化が進む日本。産業の競争力は弱まり、往時の勢いはどこへ行ったのでしょうか。

 しかし、この日本という成熟化社会の中で、優秀な企業や人が皆、必死に業績を伸ばそうとしているのです。

 そんな中で、ちっぽけな中小企業が現状維持しか考えていないようでは、周囲の競争が激烈ですので、やがては競争に負けてしまいます。

 中小企業が「このままでいいや」と努力を放棄し、守りに入っていると、堕落し没落するのは必至です。

 優秀な競争相手が皆努力をしているのですから、私たち自身が「誰にも負けない努力」をしなければ、到底熾烈な競争に勝つことはできません。

 人並みの努力では、決して厳しい競争に打ち勝つことはできないのです。

 ですから、私たちは次から次へと新しいことにチャレンジし、「誰にも負けない努力」で進歩・発展を目指さなければなりません。

 大きく高い目標を立て、「誰にも負けない努力」で迫り来る困難を乗り越え、大きく高い目標を成し遂げていくことでしか、私たちの未来を拓く方法はないと思います。


 ◇「誰にも負けない努力」をしなければ、能力不足を克服することことはできない。


 私は、大した能力のない自分にできることは、「誰にも負けない努力」をすることだけだと考えています。

 世の中には賢い人がたくさんいます。厳しい競争社会において、若い頃から人並み以上の努力を重ねてきた人がたくさんいます。

 ですから、私を含めて大した能力のない人、大した努力をしてこなかった人に到底勝ち目はありません。

 能力不足を補う方法はただひとつです。

 「誰にも負けない努力」で、能力不足・過去の努力不足を克服するしかないと私は思います。


 ◇「誰にも負けない努力」は人としての正しい生き方。


 「怠惰に過ごすこと」と「努力をすること」のどちらが人として正しい道でしょうか?

 答えは明白です。

 「誰にも負けない努力」は、人としての正しい生き方なのです。


 ◇「誰にも負けない努力」により、魂が磨かれ、素晴らしい人間に成長できる。


 「誰にも負けない努力」は、人間性を磨くことにつながります。

 朝早くから夜遅くまで一生懸命に働けば、暇がありません。

 「小人閑居して不善をなす」といいますが、人間は暇があればろくなことを考えないし、ろくなことをしません。

 ですから、忙しければ余計なことを考えなくても済みます。余計なことをしでかして失敗することも防ぐことができます。

 つまり「誰にも負けない努力」は、雑念妄念を取り去り、心を磨き、素晴らしい人間性、人格を形成することにつながるのです。


 ◇「誰にも負けない努力」とは生易しいものではない。

 「一生懸命仕事をしてますか?」と聞くと、ほとんどの人が「一生懸命やっています」と答えます。

 しかし「誰にも負けない努力」とは、そのような生易しいものではありません。

 単に「頑張っています」「一生懸命やってます」ではダメなのです。ほどほどの努力では到底「誰にも負けない努力」をしているとは言えません。

 「誰にも負けない努力」とは、誰もができるような、簡単なものではありません。「凄まじい努力をすること」「毎日、これ以上やったらぶっ倒れるほど努力すること」を意味しています。

 もし知的活動であるならば、「考えて考えて考え抜く」「寝ても覚めても考える」「四六時中考え抜く」ことを意味しているのです。


 ◇「誰にも負けない努力」をして初めて運が巡ってくる。


 経営の原点12ヶ条の「誰にも負けない努力」の副題には、「地道な仕事を一歩一歩、成功に近道なし。堅実に弛まぬ努力を」とあります。

 どんな偉大なことも地味な努力の積み重ねです。どんな地味な仕事でも、続けさえすればあっと驚くような偉大な仕事に成長発展します。

 何事も一足飛びには成し遂げることはできません。一攫千金を狙うような仕事のしかたでは、決して成功することはありません。

 どんな注文でも一個一個歩いてとっていかなければならないのです。

 しかし現実はなかなかそれができない。

 目標は大きい。「こんなことで大きな目標が達成できるのか」とどうしても思ってしまうのです。しかし、どんな偉大なことでも地味な努力の積み重ねです。

 いっぺんに売上が上がらないか、もっと簡便な方法がないかと考えるところから間違いが始まるのです。

 どんな巨大などんな目標であろうと、賽の河原の石を積み上げるような、気の遠くなるような努力の積み重ねなのです。

 誰にも負けない努力をしていれば、いつの日か神様が「あの会社の従業員はあれほどの努力をしているのだから助けてあげよう」と思ってくれるのです。

 逆にいうと、神様が助けたいと思うほどの努力をしなければ、我々の行く手に成功はありません。

 どんな偉大な仕事でも、些細な、地道な仕事の一歩一歩の積み上げです。

 地味な努力の積み重ねが偉大な成功を生むことを信じ、日々努力を積み重ねることが大切なのです。

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