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経営の原点12ヶ条 第10条「常に創造的な仕事を行う」

2013-11-03

経営の原点12ヶ条 

 第10条「常に創造的な仕事を行う」

 〜今日よりは明日、明日よりは明後日と常に改良改善を絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる〜


 去る11月1日に「経営の原点12ヶ条勉強会」の今年第11回目が開催され、第10条「常に創造的な仕事を行う」を学んでまいりましたので、その学びをレポートしたいと思います。

 

 ◇他人が「できない」ということをやる

 稲盛塾長の言葉に「次にやりたいことは、私たちには決してできないと人から言われたものだ」という言葉があります。

 人は現状維持を好みます。そして新たな挑戦には尻込みします。しかしそれでは未来は開けません。

 「できない」ことを「できる」に変えることなしに、企業の発展はありえません。

 他人が「できない」「やめておけ」ということであっても、それに対して信念をもって挑戦し、やり遂げることから企業の成長が始まります。

 

  ◇中小企業を大企業に変貌させる創意工夫

 他社に傑出した技術や商品、ノウハウを最初から持っている中小企業などひとつもありません。

 創造的な仕事を心がけ、今日よりは明日、明日よりも明後日と、常に改良改善をしているかどうかで、独創的な経営ができるかどうかが決まります。

 同じことを同じように毎日繰り返してはなりません。

 日々真剣に改良改善を求め、創意工夫をたゆまず続けられるかどうかが企業の成長発展の鍵になります。

 今はとてもできそうもないと思われる高い目標であっても、未来の高い一点で達成するということを決めるのです。

 そしてその一点にターゲットを絞り、現在の自分の能力をその目標に見合うまで高める努力を日々間断なく続けていくのです。

 「今はできないものを何としてでもやり遂げたい」という強い思いからしか、創造的な事業、創造的な企業が生まれることはありません。

 必要なものは、知識でもなく、技術でもなく、優秀な人財でも、資金でもありません。

 学歴や技術がなくとも、人から教わり、耳学問で知恵をつけ、創意工夫を積み重ねることによって企業は限りなく進化していくのです。


 ◇「ウソ」の独創性

 中小企業が並み居る競合相手に打ち勝ち、大企業になるためには、「できる」ことだけをやっていてはいけません。

 時にはお客様の前で「できない」ことを「できる」とウソをついて、無理やり注文をもらってくることも成長のためには必要なことです。

 あえて自分を窮する状態に追い込んで、生きるか死ぬかのギリギリのところで物事を考える。そこから独創性が生まれるのです。

 今はウソであっても、納期までに「できる」ようになればいいのです。

 やったことのないことを「やります」と言ってしまう。そして、そのウソを「できる」に変えていく過程で、模倣でない独創性が生まれていくのです。ウソを本当にすればそれが独創性になるのです。

 そして独創的なものをつくったら、次はそれを連鎖的に応用していくのです。そうすれば、その応用は際限なく広がっていきます。それが企業を限りない発展へと導いていくのです。


 ◇神の啓示

 一生懸命真面目に働き、もっとよい方法はないだろうかと考えていけば、創意工夫の毎日になっていきます。

 真摯に、真面目に、一途な努力を続け、行き詰まってもあきらめずに一生懸命に考えている、そのひたむきな姿を見て、神様は新しい知恵、ひらめき、啓示を与えてくれます。

 世の中で偉大な発明発見をした人、新製品を開発したり、新技術を開発した人たちの生き様を見ると、そのすべての人が誰にも負けない努力をし、創意工夫を重ね、すばらしいひらめきを得ています。

 それは凄まじい努力をした人だけに与えられる「神の啓示」と言ってもいいでしょう。


 ◇通い慣れた道を通らない

 どんな小さなことにも工夫改良の気持ちをもって取り組みましょう。

 昨日の努力に少しの工夫と改良を上乗せして、今日は昨日よりもわずかながらでも前進する。その、よりよくしようとしう姿勢を怠らないことが、後に大きな差となって表れてきます。

 決して通い慣れた同じ道は通らないということが、成功に近づく秘訣なのです。

 

 ◇まとめ

 今回の勉強会では、「あきらめずに皆に創意工夫、チャレンジの大切さを語りづづけなければならない」ということに改めて気づきました。

 弊社スリーイーグループでは、各自が業績目標を半期に一度定めており、それを「キャリアアップシート」と呼んでいます。

 そして、そのキャリアアップシートには「ルーチンワークは書かない」ことになっています。

 また、「チャレンジ項目」の欄には、今できないことにチャレンジする具体的な目標を定めなければなりません。

 このキャリアアップシートについて従業員の皆さんの意見を聞くと、

 「私は事務職なのだから、ルーチンワークがほとんどであり、そのルーチンワークが重要です。チャレンジせよとおっしゃいますが、ルーチンを軽視しているのではありませんか?」

 という意見を聞くことがあります。

 もちろんルーチンワークも大切です。しかし、私は「昨日と同じ道を通る」のではなく、日々、少しずつでも創意工夫を積み重ねることを忘れてはならないと思います。

 今「できる」ことだけでなく「できない」ことにも取り組む。現在の姿に対して、少しでもよりよくしていこうとする。つまり「今のままではいけない」といつも思い続けていることが重要なのです。

 そして私は気づきました。現状維持を好む人は多いが、常に私は創意工夫の大切さを皆に説き続けなければならないのだと。

 あきらめずに創意工夫とチャレンジを皆に語り続け、皆を巻き込んでいかなければならないのだと。

 

 私たちが毎日毎日、創意工夫を綿々と続けていけば、私たちの未来は必ず開けていきます。

 今日よりは明日、明日よりは明後日と常に改良改善を絶え間なく続け、創意工夫を重ねることによって、やがて想像もできないような偉大なことが成し遂げられるはずです。

 スリーイーグループのみんな!創意工夫のパワーを固く信じて、常に創造的な仕事を行おうではありませんか!

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