2007-02-27
 スイミング
  
 水泳を始めて半年になる。
  
 平泳ぎは昔から得意だったが、クロールは苦手だった。
 半年前に水泳を始めたときは、クロールは40メートルくらいしか泳げなかったが、それを毎回20メートルずつ距離を伸ばしていった。
 今は週3〜5日、クロールで1キロを休みなしで泳いでいる。
  
 1キロを泳ぐには私の筋力では22分〜23分かかる。
 1キロを泳ぐのは平気になってきたが、さすがにこれ以上の時間を水泳に費やすのはできない。
 だから、ずっと泳ぐ距離は1キロだ。
  
 さて、水泳は単に体を鍛えるため、健康維持のためだけでなく、泳いでいる間リラックスできるというところが気に入っている。
  
 まず、水の中ではピュアな気持ちになれる。
 人間は母親の羊水の中から生まれて来るので、水に浸ると安心できるのだろう。
  
 昔ダイビングをやっていたが、ダイビングではきれいな海と魚を眺めるのが楽しいが、本当の醍醐味は、海の中で完全に現実世界を忘れられる、というところにあると思う。
 水の中では邪念を忘れ、一種の瞑想状態になれるというわけだ。
  
 水泳中は、酸素が不足することも瞑想状態になれる理由だと思う。
 体力の限界に挑戦しながら泳いでいると、酸素が不足する。
 酸素が不足してくると脳の働きが弱くなり、何か考えようとしても考えられなくなる。
 これが一種の瞑想状態を作り出しているのではないか。
  
 一度瞑想状態に自分を置いた後は、頭がかなりすっきりする。
 すっきりした頭は、感性を鋭くする。
 直感が働き、活力が湧いてくる。
  
 肉体的な健康維持だけでなく、精神的な健康維持という意味でも水泳を続けていきたいと思う。
 