2007-03-12
設立時、当社は株式会社オフィックスという名前だったが、最初はこの名前をとても気に入っていた。
OFFIX
OFFICEになにか(X)をもたらし、新しい挑戦をします・・・
当時オリエントリースがオリックスに変わり、伊那製陶がイナックスに変わったりして、○○ックスという社名がはやっていたこともあってオフィックスという名前に決めた。
offixとfが二つあったので、当時はハウンドドッグのff(フォルテシモ)を社歌だと称して、よく社員とカラオケでコブシを突き上げながら歌ったものだ。
さて設立間もないある日、ショッキングなことが起こった。
営業活動で東京駅付近を車で走っていたときのことだ。
前をみると「オフィックス」と書いてあるワゴン車が走っているではないか!
やってしまった!
調べてみると、虎ノ門にオフィックス株式会社という会社があるではないか。
あちらは松本文具という名前からオフィックスに社名変更したばかりだという。
これにはさすがに参った。
今ならインターネットで社名などは簡単に検索できるが、当時はこんな簡単なことが調べられなかった。
そのあとも、大森にもう一社別の「オフィックス」という文具を扱う会社が見つかった。
なんと東京に「オフィックス」が3社もあったのだ。
当社はインクリボン・トナーの販売会社だが、あとの2社は文具業界で、ほぼ同業だったので気にしないというわけにはいかなかった。
社名が同じだとやはりいろいろトラブルが起こった。
お客さんがまちがえて代金の振り込みをしてきたり、既存取引先と社名が同じだからという理由でお客さんから取引を断られたり、やはり同じ社名は都合が悪かった。
迷ったが、その後やはり社名を変更せざるを得なくなった。