2007-03-16
充実した人生を送る秘訣は、仕事を持つこと、心血を注げる「なにか」をもつことだ。
そして、いちばん大切なのは、その「なにか」とは、自分にはできそうもないことでなければならない。
−−ヘンリー・ムーア
毎日、かならずひとつ
すごいことをやれ
それができない日は
すごいことができるように死力を尽くせ
−−読み人しらず
駆け出しの営業マンだったころ、上司がこう言っていた。
「今日はこの訪問で最後だと思ったら、それからもう一軒訪問しろ」
会社に就職してすぐにはそんなに販売実績が上がるわけもなく、全く売れない日が何日も続いた。
天性の営業力ってものがあれば苦労しないのだが、大多数の人にはそんなものは備わっていない。
そうすると、とにかく努力するしかない。
別に他人と競争したいわけではなかったが、人並みの努力ではいけないと思った。
営業に王道があるとしたらそれは、他人よりも「プラスα」の努力を積み重ねること、顧客を感動させる「生きざま」を身につけること、そして営業マンとしてその業界や会社、あるいは地域における存在価値を高めていくこと、それしかないのではないか。