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エコリカは2004年秋から、今のパートナーであるエステー産業に製造委託先を移した。

エステー産業はさすがだった。
ものづくりの歴史が違った。

エステー産業は、インクロールの製造からスタートし、インクリボン、LBPユニット、トナーカートリッジリサイクルを経て、1993年から汎用インクカートリッジを製造している国内オンリーワン企業であった。
30年以上に渡るプリンター関連技術の蓄積は大きかった。

ユーザーが自宅でインクを詰め替える場合は、インク漏れや印字不良などの問題があっても自己責任なので問題にはならない。
しかし、エコリカは商品を店頭で販売するので、たとえリサイクル商品であっても長期間にわたって品質を維持しなければならない。
もちろんインク漏れがあってはならないし、印字不良が発生してはならない。
単にインクを注入するだけでは解決できない、様々な難問を技術でカバーしていく必要がある。

また、エステー産業は過去にエプソンから訴えられて、事実上勝訴を勝ち取った経験もあった。
どんな製品でも知的財産権保護の観点を欠かせてはならないことは当たり前なのだが、特にインクカートリッジ分野については純正メーカーがインクカートリッジをドル箱として位置づけており、その独占的利益を確保するため、ありとあらゆる方法で攻撃してくることが予想された。
だからインクカートリッジはリサイクルをする上で、メーカーの持つ特許を研究し、それら特許に触れない再利用の方法を確立する必要がある。
そういった面で、知財戦略においてもエステー産業には一日の長があった。

綿密な議論を重ねた上で、エコリカはエステー産業に製造を一括して委託することになった。
そして設立以来の悲願であった、品質問題の解決が実現したのである。

ジットが持っていたエコリカの株式も、エムエスシー、スリーイーグループ、取締役の杉浦先生が買い取り、エコリカは新たな体制となった。

品質問題を克服したエコリカは、その後急速に市場シェアを伸ばし、発展していくこととなる。

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