2007-06-12
あなたがたは、単に生計を立てるためにここにいるのではありません。
よりよいビジョンをもって、希望と何かを成就しようとするより優れた精神をもって、世界の人々がもっと十分な暮らしを送れるようにするべく、あなたがたはここにいるのです。
あなたがたは、世界を豊かにするためにここにいるのです。
そして、その使命を忘れれば、自分自身を貧しくしてしまうでしょう。
−−ウッドロー・ウィルソン
心理学者のA.H.マズローによると、人間の欲求には5段階があるという。
その5段階とは・・・
【第1段階】 生存・生理的欲求 (寝たい・食べたい)
食欲,睡眠欲など生きるうえで必要不可欠となる欲求
【第2段階】 安心・安全欲求 (不安なく安定した生活を送りたい)
危機回避や健康維持など、未来に対しての不安から自分の身を守りたいという欲求
【第3段階】 愛情欲求 (人と仲良く、喜びを共有したい)
人から良く思われたい,嫌われたくないなど、集団に対する帰属感を含んだ欲求
【第4段階】 自我欲求 (認められたい)
社会的ステータスを築きたい,人から認められたいという欲求。高所得者が複数台の車を所有する,人が自分を良く見せる目的で服装をブランド品で固める行為などがこれに該当
【第5段階】 自己実現欲求 (世の中の役に立ちたい)
自分が、世の中から必要とされるような、集団の役に立つ存在になりたいと言う欲求
ある階層のレベルの欲求を満たすと、その1段階上の欲求に駆られ、最上級の欲求が『自己実現欲求』というわけである。
最初は単に生計を立てるためや、皆が働くからという理由で仕事を始めることが多いと思うが、実はそれは本当の働く目的ではない。
人間は最終的には、世界を豊かにするため、世の中の役に立つために働きたいと願うようになるはずだ。
そして、人々がその第5段階に到達できるような一助が、私にもできればと思う。