2007-06-26
どれほど多くの人々が、一冊の本を読むことで人生の新たな時期を拓くことができただろうか。
そういった本は、我々の身に起きた奇跡を解明し、あらたな奇跡を現すために存在しているのだろう。
−−ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
子供の頃、本を読むのが嫌いだった。
本を読みなさい、本を読むべきだと言われ、本を好きになろうとしたができなかった。
でもそれはおそらく、面白くもない難しい本を無理に読もうとしすぎたからではなかろうか。
本は他人の貴重な経験を凝縮して伝えてくれる。
他人が数年かけて経験したものを、本を読むことによってほんの数時間で体験できる。
しかも一冊1500円程度で手に入れることができるのだ。
別に難しい本を読む必要はないと思う。
面白くなかったら途中で読むのをやめればいい。
興味ある本を読み進めるうちに、きっと珠玉の一冊に出会えるだろう。
そしてそれは、私たちの人生に新たな奇跡をもたらすはずだ。