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■イランの世界地図
 ◇イラクとの違い
  イランとイラクの区別がついていない日本人は以外に多い。
  イラクは、イラク戦争があった国だ。
  イラクとは、「チグリス川とユーフラテス川の間」という意味である。
 
 ◇アーリア人の国
  一方、イランとはアーリア人の国という意味である。
  その昔、北ヨーロッパの白人種であるアーリア人が大移動し(アーリア人の大移動)
  この地に到達し、アーリア人の国と命名したわけだ。
  その後、アーリア人たちは先住民族との結婚を繰り返して、肌の色は次第に黒く
  なっていった。
  しかし、未だにイランの人たちはアーリア人としての誇りをもっており、
  たまに生まれてくる肌の白い子供をみて「やっぱり我々はアーリア人なんだ!」
  と歓喜するらしい。
 
 ◇ペルシャ語
  さて、イランの言語がアラビア語であると思っている人が多い。
  だが、イランの言語はペルシャ語である。
  イランでは、アラビアの国々と同じアラビア文字を使っている。
  例の右から書く文字だ。
  文字が同じなので、イランがアラビア語だと勘違いされるのだ。
 
  なぜイランはそんなややこしいことをしたのだろうか。
  だが、それは世界中ではよくあることなのだ。
  フランスも、イタリアも、スペインも、皆アルファベットという文字を
  使っているではないか。
 
  イランもこれと同じ。
  ただ、文字についてアラビア文字を使っただけなのである。
  よくあることなのだ。
 
 ◇パレスチナ
  イランの世界地図を見ると、イスラエルという国が存在しない。
  中東の国々のほとんどは、イスラエルを承認していないのだ。
  だからイランで地図を買うと、イスラエルのあたりはパレスチン(パレスチナ)
  と書いてある。
  そして、イスラエルの首都エルサレムもイランで買う地図では、跡形もなく
  消えてしまっている。
 
  パレスチナは、実際は暫定自治区とされているヨルダン川西岸地区と、ガザ地区
  にしかないはずなのだが、イスラエルを承認していない国々の地図をみると、
  イスラエルのあるあたりが全部パレスチナなのだ。
 
  こうして地図をみるだけで、中東地域の複雑な事情を垣間見ることができる。
 
■ヨルダンの世界地図
  中東地域では、イスラエルを認めている国が2つある。
  エジプトとヨルダンだ。
  これらの国は、中東戦争でイスラエルに負けたのだが、イスラエルと国境を
  接している関係もあって、その後の良好な関係を結ぶべきだと考えて、
  イスラエルを承認したのだ。
 
  だから他のアラブ諸国とは一線を画し、ヨルダンの世界地図にはイスラエルがある。
  だがヨルダンはアラブ諸国に気を使って、パレスチナも同時に世界地図に載せている。
  中東地域の複雑な事情は、ここにも見られるわけだ。
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