2008-05-28
汝に困難を与える者こそ、汝の最も偉大なる師である。
──第14世 ダライ・ラマ法王
大きな障害が目の前に立ちはだかったとき、
それに打ちのめされて、負けてしまうのか、
それとも歯を食いしばって戦い、乗り越えるのか。
それによって人生の展開は大きく変わってくる。
困難をただ困難と思ってはいけない。
災難をただ災難と思ってはいけない。
嘆いていてもしかたがない。
自分の運命を恨んでも、他人に転嫁しても何も解決しない。
困難に直面した時、
「これは与えられた試練だ」
「慢心していた自分に対する警鐘だ」
と考えるのだ。
もういちど謙虚に反省し、
日々をド真剣に生きることによって克服していくのだ。
いちばん困難なとき、
あるいは自分に苦しみや困難を与えてくれる人、
与えてくれる事柄、
これらこそ偉大なる師である。
目の前の試練には、逆に大いに感謝し、
ポジティブな気持ちで乗り越えていこうではないか。