2008-06-13
修己治人 (おのれをおさめてひとをおさむ)
──儒教の根本思想
政を為すに徳を以てすれば、
たとえば北辰の其の所に居て衆星のこれに共うがごとし
──論語より
(訳)
自ら徳を修めたうえで政治を行えば、たとえば北極星が動かなくても多くの星がこれを中心に回るように、自然と人心が為政者に従うものだ。
人の上に立つ者は、まず己の人格を磨かなければならない。
自分を修養し、徳を積まなければならない。
自己を犠牲にして、集団の利益を優先しなければならない。
私利私欲を捨て、みんなを幸福に導かなければならない。
リーダーへの道は、遠く険しい。