月刊 『地球環境』 5月号 に、エコリカの 「地球環境大賞 フジサンケイビジネスアイ賞」 受賞に関する記事が掲載されました!

■月刊 『地球環境』 5月号 のエコリカ 「地球環境大賞 フジサンケイビジネスアイ賞」 受賞に関する記事

■掲載内容のご紹介■
環境ベンチャーのエコリカは2003年から、インクジェットプリンタ用インクカートリッジのリユース(再利用)・リサイクル(再資源化)事業を展開している。家電量販店など全国6000店舗以上に回収ボックスを設置し、回収→製品化→再使用→回収というリユースシステムの実現と、原料段階までいったん戻すマテリアルリサイクルによる再資源化を促進している。(フジサンケイビジネスアイ賞)
環境意識の啓蒙・浸透に貢献し、環境負荷の小さい環境配慮型商品を開発。そのひとつが、インクジェットプリンタ用インクカートリッジのリユース・リサイクル事業で、リサイクルインクカートリッジでは、2年連続で販売シェアトップを走っている。
企業や家庭などから大量に廃棄される「使用済みインクカートリッジ」の回収は、家電量販店、パソコン専門店、カメラ量販店など全国6000店舗以上に設置した回収ボックスを活用。これによって、回収→製品化→再使用→回収のリユースシステムを確立すると同時に、リユースできないものは、マテリアルリサイクルによる再資源化を行っている。
全国から回収されたカートリッジは、山梨のエコリカ回収センターへ集約。リユースできるカートリッジとそうでないものを選別し、リユース可能なものは、クリーニング→インク充填→検査・包装→印字テスト→販売という流れに乗せる。破損などでリユース不能なものは、車のバンパーや杭などに再商品化したり、焼却しその熱を利用している。
回収実績は、2007年に約1975万個に達した。そのうち約75%が製品化されることで約290t以上、杭やバンパーの材料など、再生プラスチックとして活用するリサイクルにより約98t以上の石油系資源の節約を実現している。
なお、リサイクルカートリッジは、環境配慮型商品の普及を促進する「グリーン購入法」の基準をクリアしているほか、再生紙偽装問題をきっかけに2008年4月から審査基準が厳しくなったエコマーク新基準「再生インクカートリッジ」の承認第1号に選ばれた。
また、同社は、物流資材の削減を目的に、カートリッジの再生チップを原料とした運搬用コンテナの生産にも取り組み、商品連動型寄付を通した環境保護活動にも力を入れている。今後は使用済みカートリッジ回収ボックスの増設、普及促進を通じ資源の再利用、再使用の意義を高め、継続的な環境保全活動と新たな取り組みを展開する。
人と地球に貢献します。