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神田昌典著 『2022−これから10年、活躍できる人の条件』 を読みました。 

税別840円の新書版で、とても読みやすい本です。

大震災、日本の凋落、欧州経済危機、ソーシャルメディア時代。

時代の急流の中で掴むべき未来像がここにありました。

 

内容を深堀りするために本書の読書会に参加して、5つの視点から本書の内容をまとめることができました。

 

◆2022年に充実した仕事をしているために、今あなたが手に入れるべきスキルとはズバリ何ですか?

2022年はどういう時代になっているか。

端的に言うと、これからはアジアの時代。しかし、中国が中心になるのではなく、日本がアジアの中心になっていく。

その中で必要なスキルは、

トランスフォーメーション(変容)。内側ではなく、外に向かって発信する、変容できるスキルが必要。

エクスフォーメーション(発信。外につくる)
ゲリラ的な組織をつくる。
そのためには、外に向かって新しい価値を創造し、共有できるスキルが必要。

ある意味逆転の発想が必要。

 

◆アジアが躍進し、日本が衰退していく中、あなたが果たす役割を3つあげてください。
(1)
まず、現状を認識し、アジア向けに何ができるかを考える。

(2)考えていく発想法に従って、みんながコミュニティを創り上げる。

(3)夢物語のコミュニティの次のステップとして、それを収益化するビジネスモデルをつくっていく。

 

背景としては、中国はどんどん広がっていく。日本は少子化高齢化。

しかし視点を変えてみると、ヨーロッパに比べれば、日本には1800万人の子供がいる。

そしてその子供たちに10年後、20年後に残せるものは何かを考えると、

高齢化というキーワードをビジネスに発展させていく。健康・医療・介護・旅行など、今以上に発展するビジネスに着目する。

暗く考えるのではなく、これからやっていく覚悟を決める。高齢化社会のためのノウハウをためていく。

アジアは同じ儒教経済圏。
同じ価値観でつながるアジアをでノウハウをひとつにまとめ、伝える。
エバンジェリスト(伝道師)になっていく。

ソーシャル的なコミュニティ、ビジネス的なコミュニティをつくる。
同じ価値観で同じ未来をみていく人を集める。
ビジネスモデルを創っていく。
そして、収益化に向けてのイノベーションを図っていく。

 

◆ソーシャルメディア時代、日本を深化させるために、私たちが実行すべき具体的なアクションは何でしょう?

まずは、個人個人が自分自身の価値観、志を明確にする。
その前にきちんと歴史を知る。
覚悟を決める。
未来を切り拓く志を持つ。

ツイッター、フェイスブックで自分自身の志を発信する。発信の目的は、単に知ってほしいのではなく、具体的に自分自身の志に共鳴する仲間を作るため。

そして、地域コミュニティ、思想コミュニティをつくりあげていく。

そして、リアルな場も必要。

読書会、ペットの集まりなど。
リアルな場で、情報発信できる場をつくっていく。
それは「お祭り」、「ええじゃないか」でもいい。

日本が独自に発信できる場をつくっていく。

新しい価値。一人では生み出せなかった価値が生まれる。

するとまた新しい人が集まってきて、リアルな場をつくる。深い、深化したスパイラルアップが実現する。

さらに、ひとりひとりにライフワークがみつかり、力強い行動になる。日本が世界に向けての新たな発信源になれる。

アメーバのように細胞が広がり、広がった先でまたくっついて増殖していく。

結論としては、

具体的なアクションは、自分の価値観、志を明確にし、それを発信し、人とつながり合っていく。そしてそれをくるくる回すこと。

 

◆会社の社長に、社員が育つ新しい教育制度のアイディアを出してほしいと言われました。どのようなアイディアがあるでしょうか?

端的に言えば、新しい教育制度などない。

これからの時代は激動の社会を迎える。
自分たちで社会を形作っていくことになる。
そのときの環境に適応し、自分たちで社会を形づくっていく人財が必要。
そのときに会社という器が必要かもしれない。

会社があるという前提にすると、その中で必要な人財は、

トランスフォーメーション(変容)ができる人。
自分たちで変わっていける人。
クリエイティブな発想をもって、それを実現できる人。

その人たちをどういうふうに見つけていくか、どういうふうに育てていくか。

それは、全員に主役意識を持たせる。
そして、リーダーシップの可能性を意識してもらう。
放任主義で好きにやってもらう。

そして、コミュニティをつくる支援をする。
必要であれば、少額の支援をする。
例えば、チームとしてボランティアに行きたいなどの行動を
会社がバックアップする。

変容できる人財を育てる。自分たちで変わっていくことを会社が支援する。

しかし、みんなが変われるのか。みんながリーダーシップをとれるのか疑問がでてくる。

そこについては、どういうふうにモチベーションをコントロールするかが課題になってくる。

会社の位置、会社が従業員にどういうふうになってほしいかをもっともっとオープンにし、会社の危機感や未来像を示してあげる必要がある。

 

◆子供たちが生き生きと育つ、新しい学校教育に必要な項目を3つあげてください。

インプットを中心とした教育からアウトプット中心に変えていく必要性がある。

急にアウトプットをやっていくのは現実的には難しい。その中でどのように変えていくか。

(1)まず、歴史を教えることが大切。

(2)そして、考えること主体とした教育。

(3)外を知る、経験をさせるということで、海外留学、語学の勉強、ボランティアなどを学校教育でやっていく。

現状では、エクスフォームすることを目標にする。が、学校教育でそこまでやることが難しいので、上記三つを中心にやっていく。

 

以上です。

時代の変化を察知し、ソーシャルメディア時代、アジアの時代を先取りしたアクションをとると共に、従業員にもエクスフォーメーション(変容)を促すための援助をしていくべきだと、自分自身結論を得ました。

 

勝手にBusiness Model GeneraliStars の木村さん、そして素晴らしい参加者の皆さん、ありがとうございました。

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