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 (3)自社の強みを深掘りする経営
 大手企業はニッチなところには手は届きません。中小企業が大手企業に伍して戦うにはある種の専門性、ニッチな部分を掘り下げる経営が必要になります。
 藤川さんの会社では、ビブスの製造を得意としています。(ビブスとは、スポーツ競技等でチームの区別をつけるためにユニホームなどの上に着るベスト状のもの)
 チーム対抗戦をするには、ビブスは必ず必要になります。そのビブスをただ単に紐で結んだものではなく、汗をかきにくいものにすることはできないか。もっと格好いいものにすることはできないか。そのように突き詰めて考え、創意工夫をし続けているのが藤川さんの会社です。
 中小零細企業は、どこでもやっているようなものを価格で勝負すれば必ず負けてしまいます。ですから、たとえニッチな部分であっても徹底してやるべきなのです。
 幅を狭くして、どんどん深掘りをしていく。専門化するのです。やることを減らしていって、やることについては徹底して専門化していくのです。こうしたことが中小企業を強くしていく一番大切な部分だと藤川さんはおっしゃっていました。
 一つのことを極めること。それは人としても正しい道です。企業にとっても、厳しい競争社会の中で生き残っていくには必要不可欠です。
 このシンプルな真理を愚直に実践できるかどうかが大変重要であることを学びました。

 

 (まとめ)
 藤川さんは盛和塾に入塾し、稲盛塾長の哲学を学び、身につけることによって、経営の判断基準が変わりました。
 経営理念に基づき、従業員と感動を共有する経営を実践されています。そして「いかにお客様のお役に立てるか」を基準に経営をされています。
 また、藤川さんは自分のポジションを十分に理解されています。企画会社としてのポジションを理解し、自社製造するもの、仕入れる商品を区別しておられます。自社ブランドとOEM生産を区別しておられます。
 そして、ニッチな市場に絞り込み、深掘りすることによって自分たちの個性を高めていっておられます。こうした深掘りが成功すれば、売上も増え、利益率もどんどん上昇していくのだと思います。
 藤川さんはこのように経営戦略、自分たちのポジションをとても明確にされています。将来どこの山に登るのか。それが経営において最も大切なことであり、そこを藤川さんはよく理解されています。
 藤川さんの会社に「スポーツ事業を通じ、スポーツと健康への貢献と共に、全従業員の物心両面の幸福を追求します」という経営理念がある限り、またその理念を浸透させ、さらに高めていく限り、藤川さんの会社は今後も必ず成長発展していくものと感じました。
 藤川さん、ありがとうございました。

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