(前編よりつづき)
今は明石海峡大橋があるので、本州から淡路島にはすぐに渡れるが、当時は明石海峡フェリーに乗らないと淡路島には行けなかった。
おまけにお盆休みだ。
徳島では阿波踊りも待っている。
いわんこっちゃない、フェリー乗り場は長蛇の列で、結局8時間も待ってやっとフェリーに乗れたのだ。
ようやく淡路島に着いた。 フェリーは淡路島の北端、岩屋港に着くので、四国に行くためには、そこからさらに南にある福良港まで淡路島を縦断しなければならなかった。
車を走らせてみると、淡路島は想像以上に大きかった。
北から南までは50キロくらいあっただろうか。
相当な距離がだった。
ようやく福良港にたどりついた。
さあ、いざ四国行きのフェリーだ!
ところがどっこい、福良港にもまたまた長蛇の列。
結局ここでも6時間も待たされた。
今なら大鳴門橋を使えば一瞬で渡れる距離だ。
いやあ、あまりにも四国は遠かった。
今は本州四国連絡橋が3本も建設されて、どれも国民の税金が使われた上で大赤字だというが、お盆休み中のフェリーで地獄の苦しみを味わった私としては、本州四国連絡橋もムダではないと思えてしまう。
ちなみに、徳島のホンモノの阿波踊りは最高!だった。