(2)お客様のお役に立つ経営
藤川さんは、「いかにお客様のお役に立てるか」を基準にして事業を運営されています。どうすればお客様が便利になるか、どうすればお客様に喜んでいただけるかを軸に考えておられます。
そして営業の方に対しては、「売りに行くのではなく、お役に立つために行くのです」と説いておられます。
製品(スポーツウェア)を企画する場合は、特徴のある製品、他社では作りにくい製品を通じて、いかにお客様のお役に立てるかを基準に考えておられます。
この会社は嘘をつかない会社だ。私(お客様)・うちの会社(お客様)のことを考えてくれている会社だ、お客様にそう思っていただけるかを大切にしておられます。
お客様のお役に立たなければ意味がない。お客様のお役に立つことが自分たちの働く喜びであり、働く幸せなのだ。
そうした考えが全社に浸透しており、素晴らしいと思いました。
(つづく)